1986年2月2日ドイツ、フライブルク⽣まれ。2007年からクロアチア国立劇場、ベルリンHAU劇場などの作品で俳優、ダンサー、振付師を務める。2018年4月から5月にかけて、ドイツ有数の国立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品第3弾として「NO SEX」(岡田利規 作・演出)にも出演。映画の出演作は、『ヴィクトリア』(15、ベルリン国際映画祭銀熊賞(芸術貢献賞))、『ハッピーエンド』(17)。2018年には本作と『未来を乗り換えた男』の2作品で主役を務め、ベルリン国際映画祭のシューティング・スター賞、ドイツアカデミー賞主演男優賞に輝いている。
1978年4月30日ドイツのテューリンゲン生まれ。エルスンスト・ブッシュ演劇芸術アカデミーで演劇を専攻し、その卓越した演技により03年、演劇雑誌「ホイテ」の栄えある最優秀若手女優賞を受賞。映画デビューは『レクイエム~ミカエラの肖像』(05/未)。精神の不安定な女性ミカエラを演じ、第56回ベルリン国際映画祭において銀熊賞(女優賞)、ドイツアカデミー賞主演女優賞他多数の女優賞を受賞。『Above Us Only Sky』(11/未)でも主役を務め、翌年のドイツ映画批評家協会賞にて主演女優賞を獲得。ドイツを代表する数少ない女優のひとり。『ありがとう、トニ・エルドマン』(16)では、ドイツアカデミー賞、ヨーロッパ映画賞、トロント映画批評家協会賞などで主演女優賞を受賞。
1957年4月4日ドイツ、ギュストロー生まれ。『グッバイ、レーニン!』(03)や『僕とカミンスキーの旅』(15)などに出演した中堅男優で、ステューバー監督の初長編映画『ヘビー級の心』(15/Netflixにて配信)では主演。取り立て屋で食いつないでいる元一流ボクサーの中年男が、難病ALSと診断される。最後の闘いとして、幼い頃に見捨てた娘に会い、過去の過ちに向き合おうとする男を好演し、ドイツアカデミー賞主演男優賞を受賞。第73回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞を受賞したアンドレイ・コンチャロフスキー監督作『パラダイス』(16/プレミア上映)にも出演している。